SSブログ

男やもめ

アルミ鍋.jpg
 去年亡くなったIさんの一周忌、法要終わった頃に寺へ行き、一緒にお墓で焼香。
残されたご主人は、一人家で過ごす生活は寂しいですと告白され、それまで食事を
作ったことがなかった由。仕方なしに自炊しているが、最近圧力鍋を求めて
これで便利に調理しても、一人分には作り過ぎて困ってしまうとか。

 夕方には以前奥さんを亡くし、独り住まいしている高校仲間のNから電話があり、
近く施設に移ろうかと準備しているとのこと。彼が通院している病院の近くに
最近出来た介護施設が良さそうなので契約するそうです。
 広さ12畳の施設なので断捨離し、身軽になる準備に追われているそうだが、
何よりも毎日大変な食事作りから解放されるのが良いと言う。

 妻に先立たれた男やもめは辛いものがありますね。寺でIさんがしみじみと
言いました。さだまさしの唄の『亭主関白』ではないが、
 「子供が育って年をとったら 俺より先に死んではいけない 
  例えばわずか一日でもいい 俺より先に逝ってはいけない……」
は、実感だと思ったものでした。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。