行く年来る年

　大晦日の今日、朝日新聞に出た「かたえくぼ」が傑作です。
　　　『行く年』同行二人
　　　　　　　　　　令和元年
　　　　　　　　　　平成31年
　天皇陛下も代わられて時代を吹く風も代わった感じ、いま午後9時で大晦日
恒例の第70回NHK紅白を見ていますが、歌う歌はbーgには全く初めて聞くの
ばかりで、歌よりもコンピューターを駆使した大掛かりな舞台装置の変換、
スピードのあるダンスも新鮮で、エンタメショーを楽しく見ています。ひと昔、
ふた昔、いや若い頃のそれとはまるで違うのです。



　午前中mーkと寺に行き、お墓の掃除と花を挿して来ました。孫たちに渡す
お年玉袋も作り終えたし、紅白に続いて「行く年来る年」の中継テレビ中継の
除夜の鐘を聞きながら年越しそばを食べ、そして寝るのが毎年の習わしです。



　明日元旦の朝は、頂いた円覚寺僧堂でついたお餅でお雑煮を食べて新年を
祝いたいと思います。

　皆さん、良い年を明るくお迎えください。



　僧堂の餅つきは「居士林だより・管長のページ」をご覧ください。
https://www.engakuji.or.jp/blog/30375/

この一年

　朝日新聞朝刊の全面ページに「2019年　あの日」という、今年一年の主だった
国内海外の事件や記事一覧が載っていました。とても小さく読み切れないけれども、
この一年のbーgのブログの文字量は、これどころか新聞何十ページにもなる程の
分量だけれど、残念ながら中身は極めて薄いなあ。以前は忙しいことに生き甲斐を
感じていました。

　今年のbーgは一体何をしたのだろうかは自慢できません。仕事はぐんと少なく
なり、事務所をせがれに譲ってbーgは無給の役員に。たまに頼まれる仕事を喜んで
していますが、毎日が明るい平和な日曜日です。

　体調は病院に通いながらもまあまあで、mーkも先日の検診では無事でよかった。
ただbーgの目が、特に右目がだんだん見づらくなったり、足腰が徐々に弱りました。
健常者なら何のこと無い行動も、情けないほど動けないもどかしさがありますね。
外出だって無理に用を作って運動と刺激のためです。

　好奇心はあってね、iPhone11を買って自慢したら、人生に前向きだとお褒めの
言葉を頂きました。ただの新しい物好きだけかも知れないです。目もあと何年持つか
知れないけれど、来年は白内障だろう両目を良い医者を見つけて早く手術し、視力を
取り戻したいと願うこの頃で、足腰も何とか普通近くでも回復したいものです。
石原慎太郎さんも美木良介考案のロンググレスで、毎日２キロ大股で歩ける程に
回復したそうで、目的持って努力しなけりゃなあ。頭脳もね。

　投函した年賀状が３枚「配送準備中に調査しましたが、あて所に尋ねあたりません」
と返送されてきました。ちょっと文章が変だけで、住所の書き間違えかな。この頃は
間違えることが多いので、今夜は遅いから明日も一度住所録を調べてみます。

待ちぼうけ

　カゴメの「つぶより野菜」を月初めの日曜日に届く定期コースで頼んでいます。
今月始めに届いた時の案内に、年始に届く分は12月28日の日曜にお届けするとあり
一日中外出出来ずに配達を待ちましたが夜になっても来ず、待ちぼうけでした。

　ところが、おかしいと思って案内をもう一度読み返すと「1月1日・2日・3日に
到着するのが年末配達」となっていました。うちの分は予定通り5日の日曜日に配達
とありました。どうも最近のbーgはそそっかしくなりました。一日無駄しました。

　昨夜、年賀状の出し忘れ分をポストに入れに行く白山通りは、晴れてとても寒い夜
でした。bーgはちょっと先に出かける時も、もしもの時の連絡にとスマホをポケット
に入れてます。年末のガランとした冬空を、新しいiPhone11で撮ってみましたが、
今度のiPhoneは夜景がとても綺麗に写ります。
　二日前に孫のKが、iPhone11で撮った東京タワーから見下ろした夜景を Instagram
にアップ。輝くように美しい輝きなので無断転載いたしました。



　玄関扉の上に飾った小さな注連飾り。

さしみこんにゃく

　最近bーgは手が十分に上に上がらず、家事を殆ど手伝わないのですが、
mーkが正月の準備をしてくれて、小さな正月飾りも食卓脇の棚に並べました。
玄関にもこれまた小さなしめ飾りを掛け、今日28日ギリギリに飾り終わりました。

　今夜の夕食の食卓に並んだのは、先日頂いた「ささびこんにゃく」のさしみ
こんにゃくです。ささび(篠尾)は熊野の山里で、昔から良質のこんにゃくの産地
だそうです。
　無農薬のこんにゃく芋と、地元の広葉樹の木炭のアクと美味しい水だけで
「ささびこんにゃく」は作られています。さっぱりした風合いのとても美味しい
さしみこんにゃくを、わさび醤油で味わいました。



　bーgは群馬県がこんにゃく芋の一大産地とばかり思っていました。随分前に
群馬県藤岡出身の俳人Mさんの句集の装丁をした折、下仁田辺りを車で取材して
描いたスケッチを使いました。その時描いたこんにゃく芋の絵を、いつかブログに
使いたいと用意していました。不思議な形をしている芋で、東京者にはこれが
こんにゃくの元だとは気がつきませんよね。

　今夜の朝日新聞に、H堂の記事の続編が掲載されましたので転載します。
年賀状に、年が明ければ書初めに墨をすり、久し振りに筆を握ってみようか、
と記事は結んでいます。bーgは水彩筆は持つけれど、最近は墨書の筆は全く
怠けています。

製硯師

　今日の朝日新聞夕刊の「散歩旅」欄に、書道用品専門店のH堂が記事になりました。
書家だったbーgの兄の長女のY子が、H堂の長男Aさんと結婚した経緯がありまして、
H堂4代目のTが製硯師(せいけんし)として、毛筆書道文化の普及に頑張っています。
製硯師の名称由来は、下の記事を読んでください。
　
　Aは最近話題となって、テレビやラジオなどで取り上げてくれて、身内として嬉しい
ことです。朝日の記事は明日も続くそうようですよ。52歳で夭折した兄も喜んでいると
思います。

ラクーアで試写

　iPhone11のセットアップにまだ四苦八苦。iCloudがうまく機能しないし、メールも
Instagramも完全ではなく、ほーちゃんの生活がわかる「みてね」にも繋がらないし
肝心の今まで撮った写真も移動できなのです。

　でも写真写りはどうかテストと、iPhone11ケース探し、夕飯食べるのと散歩を兼ね
B-ぐる乗ってラクーアへ。カメラのワイドは、今までのiPhoneに比べて広くて凄い。
期待通りでしたがブログのサイズでは、よく分からないかも。

　AmazonでiPhone11の使い方の本を頼みました。

岡埜荘

　今夜、寺に出入りしている和菓子の岡埜栄泉が経営する「岡埜荘」で、懐石料理
を美味しくご馳走になってきました。Uさんが円覚寺黄梅院の住職になられたのと、
Fさんの財務部長を祝って、N老師の愛弟子さんが集まり、寺関係のNさん、bーgら
合計10人での祝宴でした。写真は7,8品の料理の後、最後に出たすき焼きです。
　
　岡埜荘に行く前、隣の介護付き老人ホームのアズハイムに、K伯母と最近入所した
Yさんを久し振りに見舞った後、Hさんの運転する車で小石川の岡埜荘へ向かい、
5時半からN老師を囲んで上品な料理と、打ち解けた会話を腹一杯になるほど食べて
2時間。満ち足りた時間を過ごしお土産まで貰った上、またbーgは家まで車で送って
頂いた忘れ得ぬクリスマスの夜でした。



　岡埜荘の写真はHPから借用。

Merry Christmas!

今夜はクリスマスイブですね。街ではさぞかし賑やかなことでしょうが、bーgの家
では賛美歌のように静かな Silent night です。しかしあと1週間で今年も終わりでは
bーgは気もそぞろです。



　今日はラインでNさんからクリスマス動画が送られて来たり、ほーちゃんが作った
クッキーと、色を塗った可愛いMerry Christmas☆カードが届きました。やはり嬉しい
ものですね。北海道や東北地方はホワイトクリスマスですが、東京は12℃のほどの
暖かさでした。



　新しいiPhone11のセッティングやデータ移転に四苦八苦、結局よく分からず。
またauショップに行って教えて貰わなきゃ。

ついにiPhone11

　昨日は雨で一日中家に篭り、午後から太陽が顔を表しました。mーkは朝から
昼遅くまでO病院でCT検査。帰宅後、そろそろ二人ともスマホを替えたいね、と
言っていたので、意を決して白山下のauショップに出かけました。

　外に出ると白山通りのイチョウがすっかり落ちて丸坊主、一昨日はあったのに。
4時にauショップ予約して、終わったのがなんと7時過ぎ。3時間もかかりました。

　二人とも3年前に買ったiPhone7は現金で買ったのに、iPhone11を3年月賦にし
たら、2年目で新機種に替えれば残金は不要とのこと。買ったからには後2年以上
長生きしなければ。



　それにガス、電気料金をauから払うと一年間は毎月2,000円戻るというではあり
ませんか。それにスマホ契約の内容を変えて費用を抑えたし、iPhone11の写真映り
が良さそうだし、ちょっと得した気分ですっかり暗くなった白山通りを、行きは
B-ぐる乗ったのに、帰りはmーkと元気に歩いて我が家に帰りました。

後二日でクリスマス

　ラインの「みてね」で、ほーちゃんが「サンタさんから手紙が来たよ」と喜ぶ姿や
クリスマスクッキーを作るところが送られてきました。子供にとってクリスマスは
プレゼントが貰える楽しいイベントに違いないね。

　後何日と叫ぶ鶴瓶の年末宝くじのCMもしつこくて五月蝿かったが、クリスマス
セールの宣伝もbーgの耳にはスルーです。とは言えイルミネーションには行きたく
なる矛盾。心うきうきする年末の総決算に、キリスト教行事なのにクリスマスはいい
タイミングなのですね。
　




　いつ頃からクリスマスの行事が日本に定着したのかな。昨日の朝日新聞にクリスマス
について、昭和14年の嘆く投書が掲載されました。戦争が始まる前の昭和モダンの時期
だったのでしょう。bーgの家ではクリスマスの風習は全くありませんでしたが、4歳上
の兄が多分6年生の頃、友人Iさん宅に一緒に呼ばれた時のことでした。

　友人のおばさんから「目をつぶっててね」と言われ二階で待っていると、階段をトン
トン、トントンと上る音がしばらく続き、やっと「目を開けて」の声で、袋に入った
お菓子を貰ったのが、bーg小学校2年頃のクリスマスの初体験です。



　戦争が終わりビングクロスビーやペリー・コモらの歌うしみじみとしたクリスマス・
ソングの数々が、クリスマス時期のムードBG音楽として定着しました。今や年末の
雰囲気はクリスマス・ソングなしではあり得ませんね。
　一昨夜のNHK深夜ラジオで石原裕次郎が英語で歌う「ホワイト・クリスマス」や、
日本で生まれたクリスマス・ソングの数々を夢うつつで気持ち良く聞き、ああ年末が
迫ったなの思いをしました。