厩橋際公衆トイレ
先日、亀戸天神藤まつりからの帰りは、天神前のバス停にちょうど浅草寿町行きの
バスがやって来て、帰る方向が浅草方面ならば何とかなると思って、あまり行き先を
考えずにこれ幸いと飛び乗りました。浅草近くなってバスのアナウンスが、上野方面
に行かれる方は次のバス停で乗り換えてください、と言うので降りた所が厩橋の東詰、
隅田川の川風を浴びながらクラシックで重厚な厩橋を渡りきり、蔵前側に到着。
ここは先月「硯展」のあった会場のところ、その時は全く気がつかなかったのに、
橋のたもとにこんなオブジェのがあるではありませんか。コールマン髭のおじさんと
口紅べったりつけた男女二人ずつの間はトイレになっていました。後ろは交番です。
外観に驚いて写真を撮りましたが中には入らず、後で残念なことをしたと思いました。
これは平成3年に厩橋の補修工事をした時に、台東区が民間の会社にデザインを
依頼し出来上がり、もう27年も前からあったんです。この「厩橋際公衆トイレ」は
平成4年に台東区から「まちかど賞」を貰ったとのパネルがありました。
蔵前にこんなモダーンデザインを受け入れる風土があると思えないが、左手をみる
と隅田川の向こうにスカイツリーが見えるし、シュールないい場所に作られたと思い
ました。小さな愉快なデザインですが、東京中に自慢できるような公共デザインが
もっと沢山できるといいですよね。
トイレ脇の厩橋から見たスカイツリー。
2018-04-22 22:16
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