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世襲のこと

      安倍三代.jpeg
 最近は目が良く見えなくなりました。右目が特にひどく、以前仲間の眼科医に
言われたように、多分白内障でしょうね。それなのに左目もまた怪しくなって、
度付きのメガネでもピントが合わないのです。こちらも白内障かな。

 新聞読むのも、老眼メガネの上にHazukiルーペをかけて読む始末です。
その点、デジタルの書籍は拡大できるので見やすくて、週刊誌も本もデジタルを
最近はAmazonで取り寄せています。

 先日、青木理さんの「安倍三代」もデジタルで求め、拡大しながら読みました。

 2016年発行の「安倍三代」の序章によると「日本の政治は、もはや”家業“と化して
しまったのか。直近の衆議院議員選挙では、ほぼ4人に1人が世襲で、自民党に限ると
3人に1人、組織された安倍内閣の閣僚の実に半数が世襲議員に占められている」

「伝統芸能や中小企業経営の世界ならともかく、世襲による「政治身分の固定化」は
一種の階層社会につながり、幅広い層の意思や意見が届きにくくなる。」

「その究極形というべき存在が、現在の首相・安倍晋三であることに異論はないで
あろう。」と書かれていたのは同感です。

 昨日朝日新聞「天声人語」にも、岸田総理が31歳の長男を首相秘書官にしたのは
適材適所だからとの説明だが、将来4代目の国会議員になるための布石らしい。
身びいきの箔づけ人事だとの批判が相次ぐと書いてありました。

 ひるがえって我が家でも世襲なんです。父は字が上手かったので、印刷や判子の
版下を書いていました。兄も書家として独立、b-gはデザイナーで息子もデザインを
生業としているのですが、才能の遺伝なので地盤を引き継ぐ政治家とは異なります。

 娘や孫たちは音楽に才能があるし、ひ孫のほーちゃんやかんかんも、お絵かきが
上手なのは、才能の世襲が見られて嬉しいことです。


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