ツツジ
今日は白山通りで撮りためたツツジの写真と、ツツジに関する蘊蓄です。
ツツジは漢字で「躑躅」と書きますね。なぜこんな難しい漢字になったのか、
わけがありました。Googleで調べました。Googleは誠に便利ですね。
子供の頃にツツジの花を引き抜いて舐め、ほんのり甘かった記憶があります。
ところがこれには毒が含まれているので、本当は舐めてはいけないそうですよ。
知らなかったけれど、これにツツジの漢字を「躑躅(てきちょく)」と書く秘密が
ありました。
大修館の「大漢和辞典」に答えがありました。「躑躅」の意味は「足で地を
うつ」。2番目に「行きつもどりつする」。3番目は「躍(おど)りあがる。
4番目に「羊躑躅(ようてきちゃく)。ツツジの一種」とあります。
この「羊躑躅」は、6世紀の故事で羊が木の葉を食べると「躑躅」して死ぬ。
それでツツジを「躑躅」と書くようになったと言うのです。納得。
家にあった岩波の「漢語辞典」にも、同じように書いてありました。
2021-04-05 22:34
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