ブタの判子

　この判子は娘のEが随分前になりますが、ディズニーランドへ行った折のお土産で、
今でも愛用している小さな可愛らしい豚の判子です。

　bーgは判子が好きで、絵を描き終わりサインし判子を押す時、私が描きましたと
心込めて印を押すのです。大げさに言えば下手な絵でも画竜点睛の気分です。

　話変わって、新型コロナウイルス以来は何事もオンラインが盛んです。仕事も
リモートワークの在宅勤務で、オンライン名刺なんていうものもあるようです。
お偉方の決裁で押すハンコも用無しです。ハンコ屋も名刺印刷も無くなるのかな。

　コロナの感染者を役所に報告するのに、オンラインではなくFAXが使われている
ために集計が遅れたと言います。日本のお役所はまだ完全にIT化してないのかな。
10万円給付にも手書き書類から入力するので、手元にいつ届くことやら。

　FAXが出始めた1990年代、何て便利な機械と思ったものでした。我が家の電話は
いまだにFAX電話ですが、FAXは使わなくなりましたね。年に数回くらいかな。
知人のOさんは手紙ではなく、必ず手書きのFAXで送られて来ます。

　FAXは紙に出力しなければなりませんが、オンラインだとペーパーレスで請求書も
見積書も電子印鑑で済むと言います。判子と印肉の文化が無くなるのは寂しいです。