隅田川竹屋の渡し

　一昨日の25日の夜は、隅田川の花火大会が行われる筈でした。コロナのために
何もかも中止です。東京でコロナが騒がれ始めたのは、一月始めだったかタクシー
組合の新年会で、この隅田川の屋形船でした。あの頃は今のように爆発するとは思い
ませんでしたね。

　東京を分けて流れる隅田川は、江戸以来重要な川です。江戸への流入を防ぐ防衛で
橋が制限されたと言いますが、生活に欠かせない川だったのでしょう。南北をつなぐ
渡しが多くあったようです。



　江戸時代、暑い夏になると縁台で夕涼みのほか、ちょっとお金を出して隅田川の
舟遊びがありました。対岸の女主人が美声で、「竹や～」と呼ぶ船宿の竹屋が
山谷堀にあり、それから「竹屋の渡し」と呼ばれるようになったそうです。
いまの隅田公園辺りに「竹屋の渡し」の石碑が残っています。

　b-gの卒業した上野高校の仲間が台東区に何人もいて、そんな繋がりからKのT商は
台東区の仕事をしてました。b-gはグラフィックの仕事をさせてもらっていました。
この「竹屋に渡し」イベントもそれで、チラシに使った古いイラストです。