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聖徳太子

お札.jpg

 今朝のラジオの「今日は何の日」で、昭和33年(1958年)に初めて聖徳太子肖像の
一万円札が発行されたと報じていました。

 その4年前にM社に入社したb-gは、そのことをはっきり覚えています。初任給は
1万5千円でした。他社が平均一万円前後であった当時、かなり良い給料でした。
写真のようなクラフト袋に現金が入って、課長から恭しく手渡されました。

 多分千円札と小銭が入っていたのでしょうね。当時一万円札はまだ発行されて
いません。戦後の好景気が給料も押し上げたり、物価が上がって一万円札の必要が
出て来たのでしょう。

初任給袋.jpg
 一万円札が発行された時、知り合いの商店主が家に来た折に見せてくれたのです。
とても手にすることが出来ない、縁遠い金額のお札でした。今や一万円札もあっと
いう間に消える時代です。あの頃の聖徳太子に威厳がありました。

 コロナの自粛時間を生かして、義弟が断捨離始めたとのライン。この際b-gも
断捨離を見習わなければ行けませんが、捨てきれない性格は仕方ないのです。
お金は捨てる訳にいきませんが、古い郵便局の袋に入った昔の紙幣が数枚、
大事に50年以上も使わず残っています。

 聖徳太子の1万札千円札も珍しいが、2000年に発行された2千円札は殆ど
流通せずに消えてしまいましたね。これらの珍しいお札も額面通りの価値しか
ないでしょうから、勿体なくて使えません。使わない方がもっと勿体ないかな。


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