草青む

　つい数日前まで咲いていたサクラの花がすっかり落ちて、いつの間にか隣の
ハナミズキには花が咲いていました。なんと季節巡りの早いことか。



　足元の散水栓の穴から雑草がヒョイと首を出していました。種が何かの拍子に
飛び込んだのでしょうね。何と言う草かな。どんな雑草にも名前があるから
「雑草」と一括りにしては気の毒ですね。

　歩く姿勢が腰が曲がり背が丸く首が上に向き辛いので、視線が地面ばかり。
なので、視界に入る草花を撮ろうとスマホを向けるのです。

　　　　　　　　　

　今朝、円覚寺のN老師からLINEを頂きました。昨日の毎日新聞に載った
「季語刻々」を添付して「一茶の句を読んでb-gブログを思い出しました」と
ありました。

　俳句は「石畳つぎ目つぎ目や草青む」。坪内さんと言う方の文章も一茶の
自然への気づきは、b-gのそれと一緒なので、いささか嬉しくなりました。