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雑草という名

エゴノキ.jpeg

 昨日は「昭和の日」で祝日でした。この日はb-g年代にとって天皇が生まれた日
「天長節」で、これは老子の「天は長く地は久し」という言葉からとって、天地が
永久であるように、天皇の治世も続くようにと願った意味が込められていました。

 戦後(1948年)に国民の祝日に関する法律が制定されて「天皇誕生日」に変わり、
そして天皇崩御された後の1989年には、自然の恩恵に感謝する「みどりの日」と
なりました。さらに2007年には「昭和の日」とかわり、「みどりの日」は新緑が
眩しい5月4日に移動し、「こどもの日」までのゴールデンウイークとなりました。

アザレア.jpeg

 昨日が昭和天皇の誕生日のためか、多くの植物の命名を行い「雑草という名の
植物は無い」と発言をした植物学者の牧野富太郎氏と、生物学者だった天皇との
話がネットに載りました。

  「側近の記録には学者らしいエピソードが残る。侍従長を務めた入江相政氏
  の「宮中侍従物語」によると、65年9月、昭和天皇が那須で静養中に侍従らが
  皇居・吹上御所周辺の草を雑草として刈ったと聞き、「雑草というものはない。
  どんな植物でも皆名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。
  人間の一方的な考え方で、これを雑草と決め付けてしまうのはいけない。注意
  するように」と話したという。」

アレナリア.jpeg

 ウイキペディアによると「雑草」とは、人間の生活範囲にかかわらず自然に繁茂
する植物のことであると書いてあります。戦前天皇制の頃、国民を「民草」と言った
時期があったので、このエピソードは民主国家に変わったニュアンスがあります。

モッコクモドキ.jpeg

  今日の散歩で何種類もの草花を撮り、帰ってから名前を調べましたが、果たして
あってるかどうか、そしてタレント名が覚えられないように、すぐ忘れてしまうのが
悔しいです。上からエゴノキ、シャクナゲ、アレナリア、モッコクモドキ。

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ふたりのひ孫

ふたり.jpeg

 午後、孫のMからラインの動画電話がかかり、スマホのモニター見ながらなんと
2時間もジジババは遊ばせて貰いました。

     ネックレス.jpg

 ほーちゃんはハサミでストローを1センチ程に切ったのと、色紙をハートや星形に
切り、器用に交互に毛糸に通して首飾りを作り上げるまで見せてくれました。

カルタ.jpg 文字.jpg

 その後カルタを並べて、お母さんに読んで貰って間違えなく取り終えるまで、
b-gは見続けましたよ。画面の左上に小さく映っているでしょ。

カルタが取れるのは、文字が読めて書けるようになったから。じじにお手紙書いた
そうで到着が待たれます。来月の11日がほーちゃん満6歳の誕生日です。

カンカン誕生日.jpg ドラム.jpg

 カンカンは今月の7日が満4歳の誕生日でした。お祝いにベビードラムを貰って
さっそく叩くカンカン。今の子供はリズム感がいいね。音楽を聞くとユニークな
動きでリズムをとって踊るのですね。ふたりの成長が楽しみです。

 今日のコロナ感染者は3ヶ月ぶりに1,000人を超えて1,027人。


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ゴールデンウイークなのに

さくら草.jpg

 例年なら明日の「昭和の日」から連休が続く「ゴールデンウイーク」に入ります。
ところがこの25日から来月の11日までの大型連休の真っ只中 の17日間、3回目の
「緊急事態宣言」が東京、大阪など4都府県に発出されました。
 ついでながら、「人流」と同じく「発出」も聞き慣れない嫌いな言葉ですね。

 小池都知事はテレビで「東京から出ないでください。東京に来ないでください」と
何度も訴えます。感染症の専門家たちは「1月間、せめて3週間は必要と言いますが
政府は短期決戦で抑え込むと意気込みます。

 連休の出足は少なくなるかも知れないけれど、若者の「昼飲み」や講演などでの
「外飲み」で、どれ程の効果があるのか。2週間後の感染者数が気になるし、11日が
終わった後にまた緩んで、リバウンド、そして4回目の「緊急事態宣言」にならない
ことを心配しているのです。

 老人のb-gとm-kは感染したらと恐ろしくて、しばらくバスにも電車にも乗って
おらず、レストランだっていつ行ったか思い出さないほど。若者にもっと自重して
欲しいと願うばかりです。

 先日に軽井沢の別荘の水道不凍栓を、今日から開けてもらうように西武不動産に
頼みました。でも東京の感染者925人と高止まりだし、感染力の強い変異株が増える
この調子だと、今年もまた軽井沢に行くのはなかなか無理です。ちょうど今頃は
町花の「サクラソウ」が、たくさん咲いている頃なのだがなあ。



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数撃ちゃ当たる

ヒメツルソバ1.jpeg

 この「ヒメツルソバ」は、我が家の近所のあちこち地面の片隅で地味に広がって
繁茂している1㎝足らずな花です。地味なので撮ってもアップしませんでした。

ヒメツルソバ2.jpeg

 昨日のこと、グリーンコートの土手上に咲いていたこの花を発見。目線の高さで
近づいて見ると、そこに「ヒメツルソバ」の小さな世界が広がっていました。
小人になってヒメツルソバの森の中を歩くと迷いそうです。

写真.jpg

 デジカメになってから、シャッターを切る枚数がメチャクチャ多くなりました。
フィルム時代は36枚撮りのフイルムを買い、狙い定めてシャッターを切った後に
写真屋で現像と同時プリントすると、失敗写真があっても費用がかかりました。

 それがデジタルではお金が掛からないので、気に入るまでシャッターを切って
しまいます。しかもすぐに見られるし共有するのも一瞬。いい遊び道具です。
でも撮り過ぎてしまって、パソコンにはご覧の通り同じのが並んでしまうのです。
下手でも数撃ちゃ当たるです。



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太陽と月

太陽.jpeg

 最近のスマホのカメラの性能は、素晴らしいものがあります。これは今日の散歩で
またグリーンコートに出掛けた際に撮ったもので、ビル風が強くて寒かったけれど
日差しは強く、ベンチに座っていると逃げたくなるくらいの暑さでした。

 日差しとグリーンコートの木々を逆光で撮りました。以前のカメラだと、太陽を
まともに撮ると、画面にゴーストというかハレーションが出て、こんなに綺麗に
撮れませんでした。今の機械は平気で太陽にレンズを向けられるのです。

十五夜.JPG

 2日前にNさんから十三夜の月を、スマホで撮った写真が送られてきました。
よく撮れるスマホでも、望遠となるとデジタルで拡大するのでピントも拡大率も
露出もデジカメに劣ります。

 今夜の十五夜のお月様がテレビで放映されて、b-gもまた撮りたくなりました。
ブログで何回もアップしたので、またかと思われるでしょうがご勘弁を。

月アップ.JPG

 SONYのサイバーショットを持ち出して、m-kに支えてもらいながら家の前から
ショット。シャッター優先で1000分の1秒、ISOを100 にセットして、露出が
オーバーにならないようにして撮影。パソコンで露出や色を修正しました。
肉眼ではクレーターや海が、こんなにはっきりと手に取るようにに見られません。


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花の名は

アリウム・ロゼウム1.jpeg

 午後の散歩途中で道端に、昨日まで気がつかなかった可憐に咲く花が目に入ると、
スマホカメラで何枚も撮ってしまいます。名前がわからないと「雑草」と一括りして
しまいますが、どんな草花でも名前が付いているはず。

アリウム・ロゼウム2.jpeg

 帰ってからGoogle lensで調べて名前を知るのですが、すぐ忘れてしまうのです。
ニョキッと50㎝ほどに群生した「アリウム・ロゼウム」、あちこちに咲いています。
真上から見ると、こんな感じです。

トキワツユクサ1.jpeg

 「トキワツユクサ」は5㎜に満たない小さな白い花で、疲れて休んだ目の前に咲いて
いました。そばに寄って接写すると清楚な姿で、見過ごしては可哀想な花です。

トキワツユクサ2.jpeg

わた.jpeg

 ある家の前にあった黄色い花と白い綿のような穂は、何度調べても「タンポポ」と
出ますが違いますよね。結局わからずでした。

 今日から始まった第3回緊急事態宣言、17日間の短い自粛期間。感染縮小すれば
いいけれど。デパートなどは臨時休業だが、娘の勤めるユニクロは11時から営業。
区役所からワクチン注射の案内届きました。


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登録有形文化財

伊勢五.jpeg

 昨日の続きで、千石辺りの登録有形文化財に指定された古い建物です。
「伊勢五」の屋号のお米屋さん、創業年代は不明だそうですが、8代将軍吉宗の
亨保年間には商いをしていたようで、今の当主は8代目の今井五郎右衛門さん。

 初代は名前の通り、伊勢国の出身の伊勢屋五郎右衛門さんで、屋号も「伊勢五」。
本名と別に代々五郎右衛門を襲名するとか。江戸時代、今の文京区に260軒も米屋が
あったそうです。周辺には五代将軍の徳川吉保の六義園はじめ、昨日の千石緑地の
一橋徳川家など大名の下屋敷が数多くあったので、米を下ろしていたのでしょう。

伊勢五看板.jpeg

 建物は明治初期、蔵は大正時代のものだそうです。現代はコメの消費が少なくなり
スーパーなどでも売っているので、米屋さんを続けるのも登録有形文化財の建物を
保存するのも大変だろうと思います。

進開屋.jpeg

 少し離れたところにある生蕎麦の「進開屋」。現在地で大正3年に創業したが、
関東大地震で消失、昭和初期に現在の木造2階建ての店舗を建設し、戦災を受けず
築90年以上のこの建物が残りました。

進開屋看板.jpeg

 数年前に一度お蕎麦を食べに入ったことがあります。内部はタイムスリップした
ような、大正昭和のレトロ雰囲気が残った佇まいでした。お蕎麦だけではなく
看板にある天丼も美味しいらしいですよ。

有形文化財.jpeg

 お店の前には文化庁の名で「登録有形文化財」の印。これでは家を直すことも
壊すことも出来ません。


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千石緑地

千石緑地1.jpeg

 76年前の戦災で比較的被害が少なかった文京区には、戦前の古い施設が残ってます。
今日は歩ける範囲の散歩で、千石辺りの「千石緑地」と江戸時代からある米屋と
「登録有形文化財」の生蕎麦屋を巡って来ました。3,451歩。

 徳川マンションに囲まれた千石緑地に設置された看板によると、

「土地の由来」
 この緑地は、元は一橋徳川家所有の樹林地であり、12代故徳川宗敬氏は都市内の
自然林の保護に努められてきました。平成元年 (1989)10月に、出来るだけ樹林を
末永く残すように配慮することを条件に区に寄付されました。
 区ではその意向に従い、都市内の貴重な樹林を保全すると共に、平成6年6月から
区民の方が自然に親しんでいただけるように、緑地として限定解放しました。

千石緑地2.jpeg

 千石緑地は、都心のしかも住宅地のど真ん中にある鬱蒼とした森です。看板には、

「自然・植生の解説」
 千石緑地は、武蔵野台地の先端にあたる白山台地と、指ケ谷低地との境界に形成
された傾斜地に残されている、面積約1250㎡の貴重な植林地です。
 ムクノキ、クス、ケヤキ、ニセアカシアなどの巨木の他、シラカバ、シロタモ、
ネズミモチ、ツバキ、ミズキ、イチョウなどが残存し、林内は薄暗いほど樹木が
繁っています。また、落ち葉が堆積した良好な林床を持つ樹林地ともなっています。

看板.jpg

千石緑地.jpeg

 米屋と蕎麦屋はまた明日。

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人流

テッセン.jpeg

 東京の気温が27℃で6月の気温になるとの予報でしたが、1℃低い26℃。午後から
曇って来たし風も強く、それほどの暑さを感じない中、2000歩ほどのウオーキング。
テッセンが大きく花を広げていました。

 今日のコロナ感染者数861人との発表です。止まらない感染から政府は東京、大阪、
京都、兵庫に対し緊急事態宣言の期間を、25日から来月の11日まで決めたようです。
それでなくても身動きできないb-gは、ますます巣篭もりを強いられます。

 小池都知事は記者団の取材に対し「変異株の感染力が加わっていくと、2週間後には
新規陽性者数は2000人を超え、入院患者数は6000人を超える」そして「GWは人流
抑制の機会である」と言われました。

 感染流行を抑えるために必要なのは、人の流れを抑制するのが一番だそうですが、
最近ニュースで聞く「人の流れ」を「人流」という言葉が、とても気になるのです。

 辞書には新語なのか「人流」が出て来ません。海流、水流などの言葉はありますが、
物流は「物的流通」を略した行政用語だそうで、人流も「人的流通」の行政用語?。

 人の流れは、携帯などの位置情報を活用したビッグデータを用いて、人の動きや
流れを時間帯別に把握できるように可視化して知るようです。「人の流れ」には
温かみがありますが、「人流」は無機的で好きになれない言葉です。


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散歩の途中で

スズラン.jpeg

 今日の気温がなんと25.2℃となって、6月中旬の暖かさの「夏日」となりました。
散歩も暑さを避けて、日陰を選んで歩くなんて、少し前には考えられないことです。
地球が暖かくなってきて、ソメイヨシノの開花も10日以上は早かったのでは?

 今や白山周辺ではいろいろな花が咲き揃い、散歩でスマホが手放せません。
スズランが2ヶ所で咲いています。これとて開花が早い気がするのですが。

タツタナデシコ.jpeg

 上はタツタナデシコ、下のユリオプスデージーも近くに並んで咲いていました。

ユリオプスデージー.jpeg

マツバウンラン.jpeg

 ヒョロッとしたこの花が数本、寺の前の土地に咲いていました。
名前はマツバウンラン、北アメリカ原産の帰化植物だそうです。なんでこんな所に
咲いているのか不思議です。

夏日.jpeg

 今日の暑さの証拠写真に。


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