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千石緑地

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 76年前の戦災で比較的被害が少なかった文京区には、戦前の古い施設が残ってます。
今日は歩ける範囲の散歩で、千石辺りの「千石緑地」と江戸時代からある米屋と
「登録有形文化財」の生蕎麦屋を巡って来ました。3,451歩。

 徳川マンションに囲まれた千石緑地に設置された看板によると、

「土地の由来」
 この緑地は、元は一橋徳川家所有の樹林地であり、12代故徳川宗敬氏は都市内の
自然林の保護に努められてきました。平成元年 (1989)10月に、出来るだけ樹林を
末永く残すように配慮することを条件に区に寄付されました。
 区ではその意向に従い、都市内の貴重な樹林を保全すると共に、平成6年6月から
区民の方が自然に親しんでいただけるように、緑地として限定解放しました。

千石緑地2.jpeg

 千石緑地は、都心のしかも住宅地のど真ん中にある鬱蒼とした森です。看板には、

「自然・植生の解説」
 千石緑地は、武蔵野台地の先端にあたる白山台地と、指ケ谷低地との境界に形成
された傾斜地に残されている、面積約1250㎡の貴重な植林地です。
 ムクノキ、クス、ケヤキ、ニセアカシアなどの巨木の他、シラカバ、シロタモ、
ネズミモチ、ツバキ、ミズキ、イチョウなどが残存し、林内は薄暗いほど樹木が
繁っています。また、落ち葉が堆積した良好な林床を持つ樹林地ともなっています。

看板.jpg

千石緑地.jpeg

 米屋と蕎麦屋はまた明日。

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