手摺り
10年前の東日本大震災の後、古い我が家を補強して貰うため、事務所ビルの
1階にあるT社に工事を依頼しました。担当者が「手摺りを付けるなら補助金が
出ますよ」と言われるまま、新しくしたトイレや風呂場にも付けて貰いました。
確か工事費の10パーセント負担だけで付けてくれたはずです。当時b-gは79歳、
まだ手摺りなど全く必要ない元気さでしたが、いまの生活では、手摺りをを付けて
置いて良かったと思う毎日です。もし転んで骨折でもしたらお終いだ。
そんな話を高校仲間のIに話すと、「うちでもいたるところ手摺りだらけ。」と
言い、また最近足が悪いと言うSは「どこでも掴まれるところで、膝の屈伸運動を
している。君もやれよ。それも毎日必ずね。」とメールして来ました。
一回り若い義弟のMは、毎日午前と午後にウオーキングしては、LINEで写真と
一緒に街の様子で気づいたことを知らせてくれます。足が弱ると、世界が狭くなり
寂しいいものですよ。
歩くなんてごく当たり前のことが不自由になって情けないです。今はコロナで
出掛けられないけれど、収束した時には好きな所に行ける体力でないとね。