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坐禅の集い

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 寺の前住職S老師が亡くなられて、S老師の元で出家された円覚寺管長のN老師が
坐禅会を引き継がれ、10年前に始まった碧巖録100則の提唱が、今日終わりました。
来月からは臨済録の提唱が始まります。

 坐禅会が終了して受付にいたbーgに、古くから見えている方が「素晴らしい老師の
提唱を記録されているのですか」と聞かれ、「会として録音全てしております」と
答えました。いずれ出版されることを望みますと言われて帰りました。 

 ご覧のような漢文で、bーgには初めて見るようは漢字の連続でちんぷんかんぷん、
老師の懇切丁寧な提唱で、辛うじて禅の広さ深さを知るのですが、最近記憶力の特に
弱くなったbーgはすぐに忘れる悲しさ。

碧巖録1.jpg

碧巖録2.jpg

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CT検査

北里病院.jpg

 今日も通勤ラッシュの都営地下鉄三田線に乗って、白金高輪のK病院へ行きました。
mーkも整形外科の診察。bーgは昨日も取られたのにCT検査前にまた採血です。ダブル
検査もあるだろうに担当医が違うとしょうがないです。

 CT検査は胸から腰にかけて調べるそうで、いつもながら造影剤の注射は身体中がカッ
となって気持ち悪いものです。検査の結果は来週土曜日の外科外来で。今朝は食事が
取れなかったので、検査後病院内のセブンイレブンで軽食を摂って帰宅。

 友人のfacebookに「堆肥葬」と言うのが紹介されました。人が亡くなって葬儀後に
昔は土葬、アメリカでは今でも土葬のようですが、日本では火葬が行われ、その後墓に
入るか最近は納骨堂が増えましたし樹木葬、散骨なども普通になりましたが、アメリカで
堆肥葬と言う、人間の死体を自然な形で生分解して堆肥に変え、養分として新しい命へ
循環させる葬送方法が始まるそうで、ちょっと驚きました。

 落ち葉が土に戻ってゆくように、約30日間かけて骨や歯までゆっくりと土に戻って
ゆくのですよ。詳しくは下をクリックして見てください。究極の自然葬ですが、bーgは
そこまでなかなか割り切れません。「堆肥」の他にいい名前がないものか。

https://ideasforgood.jp/2020/01/06/human-composting/


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達磨と千手観音

舎利殿.jpg

 3日に円覚寺へ年賀に伺った時の写真です。上の写真は国宝舎利殿、昨年の台風
の際、裏山の木が崩れ落ちたが危うく損傷を免れたそうです。
 下は塔頭の伝宗庵の床の間に飾られた墨跡で、円覚寺の管長を勤められた釈宗演
老師の達磨。明治に描かれたと思えぬような濃淡美しい墨色で、筆致は迫るような
力があります。賛は「廓然無聖」からりとした平等の境地。

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 黄梅院の庭に置かれた木造の千手観音、数年前に伺った時には地蔵さんと一緒に
2体置かれていましたが、朽ち果てたのかこの千手観音が辛うじて鎮座してます。
寺で毎月発行している「寺だより」3月号にN老師の法話から、千手観音をテーマに
しようと思い、カット絵用に切り抜いて見ました。

千手観音.jpg 千手観音切り抜き.jpg

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 今日のbーgはK病院循環器科I先生の診察、ラッシュの地下鉄に乗って朝から
午前いっぱい過ごす。採血の結果は異常なしとのことで一安心。三月後の予約
して帰宅。歩数計で4,051歩。

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TVCM

C型肝炎.jpg

 最近流れるTVCMは、bーgが目が悪くなりピントが合わず、耳も遠くなって聞き
取れないので何を言っているのか、何を売ろうとしているのか分からないのばかり。
同じタレントがCMプロデューサーの言われるままなのか、同じようなギャグで
あちこち現れるし、新らしいタレントは名前も知らず、目まぐるしくフラッシュで
画面が変わるCM。これを嫌うbーgは時代に乗り遅れているのかもね。

 以前は会社で宣伝の仕事していたのに、今流れているような忙しいコマーシャルは
bーgにはとても発想できません。それに最近は5秒15秒のCMがやたらに入るように
思えます。良いところで画面がくだらないCMに切り替えられ、次はまたまた同じ
画面が何度も繰り返され、やっと見せて貰えるのです。イライラしませんか。

 以前からお金が戻ると言うB型肝炎のCMが流れていますが、暮れからC型肝炎の
CMが現れました。b-gは20代から肝機能が低下し近所の医者に診て貰いました。
50代の頃にnonAnonB肝炎と言われ、予防注射が主な原因と言われましたが、
高校3年の時に膝を骨折して手術したことがあるのでそれかも知れません。

 肝炎を方々の病院で診て貰って薬をのんだが治らず、60歳近くなってから勤めて
いたM社の社長から漢方を勧められ、一緒にK病院の東洋医学研究所のO先生に診て
貰い、漢方薬を数年飲んでからは数値が大分下がりました。

 その内、C型肝炎が見つかりインターフェロンが効くと聞き飛びつきましたね。
漢方から同じK病院の肝センターに替えて注射を始めてから見る見る下がったので
した。その後肝センターに何年も通ってもう大丈夫と言われた5年前、突然に肝細胞
ガンを宣告されたのです。長い治療があったのに昔の肝炎が原因だと言われました。

 そんなこんなで、このCMがとても気になったのです。

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お正月には

七草粥.jpg

 松の内とはいつまでまでか、知っているようで今日の7日か15日なのか曖昧です。
ネットでは7日または15日となっていました。東京の風習では7日に外のしめ飾りと
松飾りを外し七草粥を食べ、15日に家の中の輪飾りなどを仕舞います。我が家でも
ささやかながら七草粥と鶏鍋の夕食でした。

 昭和も戦前まで子供達の正月は、楽しい遊びが多かったですね。親戚が近所に
集まって生活していたから、同じ年頃の従兄姉が何人もいて、それぞれに家に
集まって双六、かるた、百人一首や福笑いをして、外では凧揚げ、羽根つきや
独楽やべーごまなど正月の遊びが一杯ありました。

 これらの遊びは今は全く見られませんね。子供の数が少ないし集まることもなく
第一凧揚げする空き地が東京にはありません。外で羽根つきをすればご近所から
「うるさい」と言われるに違いないし、家で興じて大きな声を出すのさえ憚れます。
羽根つきで失敗すると墨を顔に塗られるなんて、今時は人権問題と訴えられたり
するかもね。

 今の世の中、おおらかさが全く無くなったものだとつくづく思います。


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帰って来た寅さん

柴又帝釈天参道.jpg

 期待の映画、山田洋次監督の新作「男はつらいよ お帰り 寅さん」を、TOHO
シネマズ上野で見て来ました。実を言うと今まで「男はつらいよ」シリーズを映画館
で見たことなかったのですが、渥美清演じる「フーテンの寅さん」のイメージは
誰でも知っているはず。

 1969年に第1作が劇場に公開されてから50周年、97年の49作目から22年ぶりの
寅さん映画です。96年に渥美清が亡くなっても「寅さん」の心優しさが、今も皆の
中に深く生きているのです。

 山田監督のシナリオは現代の話に、昔の画面がかぶさり寅さんが現れてストーリー
が進行し、前作を見ていなくてもわかりやすい演出で、ついホロリと涙が出てしまい
ました。気持ちの洗われる良い映画です。寅次郎が愛したマドンナたちや寅さんを
巡る人達の顔も懐かしい。

 上の絵は20年くらい前に描いたもので、寅さんの活躍した柴又の帝釈天参道。
 
寅さん.jpg

 下は出掛ける前の白山通り東洋大学前バス停と、帰りの千石バス停の空。

白山通り朝.jpg

白山通り夕.jpg

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神田明神へ

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 今日は神田明神へ初詣。3神社目でも「初」詣でいいのかな。昨夜は東京で昨年より
一日遅れで、みぞれまじりの初雪が降ったらしいです。日中9℃ほどの寒さでしたが
朝から紺碧の空、暮れに待ちぼうけた「つぶより野菜」を午前中に受け取ってから
谷中に出かけました。

 谷中に去年の暮れにオープンした「真打ち登場」という、変な店名のパン屋まで
食パンを買いに行き、近くのおにぎり屋でランチ。神田明神へ行くために地下鉄の
千駄木駅から新御茶ノ水駅に。神田川をまたぐ聖橋は参拝帰りの客でいっぱい。

神田明神1.jpg

 神田明神に着く前から甘い香りが鼻をくすぐり、門前の「天野屋」では甘酒を
大勢の人が味わっていました。青銅の鳥居から既に行列ができ、とても神殿の前まで
行けず脇から参拝。mーkの朱印もパスです。

神田明神2.jpg

神田明神3.jpg

 神田明神のすぐ下にbーgの叔母が嫁いだW米店があり、従弟のKちゃんが住んで
います。何年ぶりになるかな会いたくなり、急な男坂を恐る恐る下って訪ねました。
数年前に店をたたみ、もの静かな奥さんと二人で住んでいます。何年経っても昔の
楽しかった思い出話が尽きず、時間を忘れるほど。

 叔父叔母が生きていた20年くらい前までは、正月には車でお寺や親戚を一巡する
のが習いでしたし、それが楽しみでした。今は年賀状だけの交流ですが、身内が
だんだん少なくなって、時折どうしているかなと思うこの頃なのに、Kちゃんから
bーgと同い年の身内のMちゃんが暮れに亡くなり、今日通夜であることを聞かされ
ました。年賀状を出していたのに。

神田明神4.jpg

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初詣2

根津権現1.jpg

 昨日の円覚寺に続き、今日は近所の神社巡りです。元旦に寺の隣にある白山神社へ
回わるつもりが、参拝の人の長蛇の列。去年は30分以上も待ったと記憶してます。
なので4日の今日、去年の破魔矢を持ってmーgのサポートで出かけました。

 白山神社では30組くらいの参拝客。順が来るとそれぞれ鈴を鳴らし2礼、2拍手
の後の1礼合掌が皆さん長いのですね。沢山の思いを願うので長くなるのでしょうか
bーgは立っているのが辛くなり、近くの石に座って順を待ちました。

 拝礼終わって社務所で破魔矢を求めていると、知らないご婦人から声かけられ
ました。「失礼ですが、後ろが汚れているので払って差し上げてもいいですか」と。
石に腰掛けた時、ズボンに枯葉か土が付いていいたのでしょうか。恥ずかしくもなく
お願いしますと頼みましたが、つくづく爺さんになったものだと思いましたね。

 白山神社からB-ぐるで根津神社へ。ここも長い行列なので、はるか手前から拝礼し
mーkは朱印だけお願い。けれど毛筆でなく2色のハンコでした。さらに白山神社では
印刷した紙切れで、それを自分で朱印帳に貼るのです。有り難みが今ひとつ。

 写真は根津神社。bーgはこの辺りで生まれ育ち、権現さんと呼びました。

根津権現2.jpg

 円覚寺で撮影した写真がもう少しあるのですが、後日にまた。

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円覚寺へ年始

円覚寺1.jpg

 坐禅会の仲間のMさん、Kさん、Oさんと友人のAさん、bーgとmーkの6人で
北鎌倉の駅で12時に集合し、円覚寺管長のN老師への年始に行って来ました。

円覚寺2.jpg

 暖かい素晴らしい天気に恵まれ、北鎌倉の駅に下車する人が溢れるほど。
駅前の蕎麦屋で昼食後、揃って老師の院寮に上がり年賀の挨拶と歓談のひと時。
その後黄梅院に廻りU和尚、K和尚に年賀。さらに前田青邨画伯が過ごされた
円覚寺塔頭の伝宗庵にお邪魔し、Y和尚に茶室で一服ご馳走になり、充実した
半日を過ごして帰りました。

円覚寺3.jpg

 ひっそりとした居士林。東京から1時間足らずの鎌倉、緑に囲まれた円覚寺は
いつ来ても心洗われる気持ちになります。

円覚寺4.jpg

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谷中へ墓参り

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 bーgの本家や身内のお墓が谷中に3ヶ寺あり、午前中の箱根駅伝を見終わってから
墓参に出かけました。家からタクシーで1,400円程でY寺着。父母や兄夫婦の眠る墓、
本家の墓、従姉妹の墓が一ヶ所にまとまってあり、都内にしては広いスペースなのは
安政3年創業の団扇業が上手くいっていたからでしょうか。

仁王門.jpeg 仁王.jpeg

 Y寺は大きな寺で仁王門や鐘楼もあり、外人さんが写真を撮っていました。
谷中銀座も驚くほどの谷中散策の人でびっくり。

スカイツリー.jpg

 近くにある義父母の眠るR寺に廻り、谷中霊園に出るとスカイツリーが墓地の
向こうに聳えて、60数年前には五重塔があったのにと時代の流れを感じます。
もう一つ母方の実家のK寺にも行きたかったけれども、草臥れてパス。日暮里駅に
戻ってJR使って帰宅。

民家.jpeg

 年賀状が今日は配達なしなのか届かず、もう一種作ったbーg年賀状をご披露。

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