日めくりの月カレンダー
だいぶ前、多分50年くらい前に印刷会社のカレンダー展のために考えたアイディアの
「日めくりの月カレンダー」です。ひと月を2枚重ねにして、表の切り込みの入った日付を
ちぎると、下の同じ日付の小さな文字が現れるのです。
日めくりカレンダーの楽しみは、毎日一枚ずつめくることで1日が終わり明日を迎える
気持ちになるものです。日めくりでは感じられない、週や月の感覚がわかるのですが、
この案は物になりませんでした。「下手な考え休みに似たり」50年ぶりのお披露目。
隣接するアパートのもみじの木が、我が家の屋根に覆いかぶさり、その落ち葉で樋が
詰まるし屋根が錆びるし、長年困ってました。工務店に工事をお願いし、アパートの
持ち主に当方の費用で伐らせてもらう旨手紙を出して、今日から工事が始まりました。
工事は後2日間掛かるようです。
散歩で発見
今日も暑くて東京で31.1℃、全国初の猛暑日となりました。朝から暑くて散歩に
出る気になりません。夕方5時過ぎてから、いつもの白山通りをやっと一回りして
いつもと同じ3,000歩しました。これ位の歩数でも歩かない運動不足よりはね。
手押し車に頼って腰が伸びず、背を丸くして下向きで足を動かすばかりでは、
目から上の風景はあまり見ず、前を見るときは止まって腰を伸ばして見るのです。
こんな姿を他人が見れば、さぞヨボヨボ爺さんに見えることでしょうな。
腰が曲がって良いことは、胸張って堂々と歩く健康な人には、きっと気が付かない
だろう地面の風景です。今日も目の中に黄色いものを感じ、見れば鉢植えの小さな
ひまわりが、ひっそり咲いていました。
立ち止まってシャッター切ると、先には松ぼっくりに乗った小さなウサギの
人形。都心では庭がないので、玄関先の小さな空間を飾っているのです。
我が家は坂の途中にあり、40分歩いて帰る最後の坂道はあたかも胸突き八丁で、
踏ん張りどころ。ふと見ると道端の草むらに、梅の実が数個転がっているのを発見。
これは坂の上のお宅の梅が落ちて坂を20mほど転げ、ここで止まったのです。
都心の道端に梅が転がっているなんて、珍しいと思いませんか。
夜中にスマホの地震警報が何度か鳴り、昼間もそして散歩中にも鳴りました。
関東の内陸や千葉沖、福島沖などで頻発する地震で、その度に身構えてしまいます。
いつか大きな地震がやって来るのでしょうね。
ウエザーニュースに、今日の猛暑で日本中が真っ赤っかになった図が載りました。
明日も暑くなるそうです。
合間の梅雨
今年の梅雨入り宣言は西日本では10日も早いのに、関東東海地区はまだまだ
来週にずれ込むようです。全く雨が降らないわけではなく、1日降っては次に日は
晴れになっては、気象庁も宣言が嘘になるので発令できないようです。
東京の今朝は快晴、日中は31℃で今年初めての夏日でした。午後から一転雨が
降り、暑さと雨で結局運動の散歩なしでした。「梅雨の合間の天気」ではなく、
「天気の合間の梅雨」といった感じですね。日中暑さが我慢出来ず、今夏初めて
クーラーをつけました。
昨日空も綺麗に晴れ上がって、手押し車で 3,000歩歩きました。付き添ってくれる
m-kも同じ距離を歩くのですが、b-gより歩数が少し多くて3,100歩でした。痩せても
枯れても男の歩幅なのでしょうか。
散歩途中で見た風景です。小さなビルの入り口に見事に咲いた百合の花たち。
黄、オレンジ、薄紫、そして白色が咲き乱れていました。
ゼラニュームに絡まれた放置自転車。都会の風流な点景です。すぐ後ろには
カバーされたバイクの放置。
我が家に戻るとお隣さんの窓ガラスに反射した西陽が、フェンスの影を作って
いました。こんなの光景にも、ホッとするものを感じませんか。
押し絵の手紙
友人のHさんから手紙が届きました。封を開けたらこんな素晴らしい、今の季節の花々を
使った押し絵の巻紙でした。茶道の師範らしい日本的な優しい心のこもった、こんな美しい
手紙を戴くと、それは嬉しいものです。
ドクダミの花の押し花に添えられた文章も、なるほどです。いま盛りの紫陽花も言葉だけ
ではなく、丁寧に並べた花びらで、今の時期でなくては伝えられないものを感じます。
メールやLINEでのやり取りも、写真を添付したりすぐ送れたりで便利ですが、手作りの
手紙には伝わるものが違います。ありがとうございました。
iMac新製品
デザインの仕事にはMacが必要なので、事務所ではかなり前から使い始めました。
バージョンが古くなっても、デザイン用のソフトIllustratorやPhotoshopが使えて
今でもMacなしでは仕事になりません。その辺のことは4年前のこのブログに書き
ましたので、下の►をクリックして見てください。
►https://bee-gee.blog.ss-blog.jp/2017-06-29
事務所のMacは古くなって、その後にソフトがそのまま使える小さなiMacを買って
専ら使っていました。我が家では古くてバッテリーが切れたMacBook Air(2008年)、
MacBook Pro(2016年)と第6世代のiPad(2016年)を使っております。
そして最近盛んに流れるカラフルなiMacのTVCMが気になっているのです。20数年
前に初めて買った「おむすびMac」から、なんと進歩した姿。いささか心動かされる
電子玩具です。
昨日のこと、上野「あんみつ みはし」さんから、新しい製品のパッケージ2点の
デザイン依頼の電話を頂きました。来週お店へ打ち合わせに行って、久し振りに
Macに向かってデザインワークが出来ます。
梅雨入りはいつ?
西日本では大雨が続いています。東海から西は5月半ばから、平年より3週間も
早く梅雨入りになったのに、最近は関東甲信は雨が降ると次の日から天気となる
ことから、まだ梅雨入り宣言が発令されていません。
東京で明日は雨の予報だが、来週も天気が続くので宣言は先でしょうか。
例年なら6月7日ころ、去年は6月10日です。空梅雨になるのかわかりませんが、
今年の夏は猛暑だそうですね。今日の散歩で家に戻ったら、うっすら汗をかいて
いてね、扇風機を出して暫くあたりました。
絵はだいぶ前に試作した雲と雨だれをテーマのカレンダーです。今年の曜日に
換えてあります。
「人流」という言葉
コロナ報道の際に政治家もアナウンサーも、人の流れを「人流」という言葉が
当たり前のよう使われ始めましたが、今まで使われなかった「人流」に、 b-gは
どうしても馴染めないのです。
b-gのスマホに入っている大辞泉と大辞林を見ても「人流」は出てきません。
「物流」はあっても「人流」は、あの広辞苑にもない言葉です。最近生まれた
新語なのでしょうか。
何か馴染めないのは「物流」は「物的流通」の略だから、「人流」は「人的流通」
4字から2字に省略した言葉でしょうか。人を物のように無機的に使われているから
馴染めない違和感があるのだと思います。「人流」なんて言わず「人の流れ」とか
「人出」と言えば、温かみがあっていいのにね。
今日の東京の感染者数は472人、少し減ってはいるけれど、高止まりだし、
繁華街の人出はむしろ増えているようです。緊急事態宣言が終わる今月の20日には、
どうなっているのか、じっと我慢しているb-gを見習ってください。
外出しないからビオレの「手指の消毒液」も「アルコールスプレー」も、なかなか
減りません。
童話の世界
我が家から数軒先のお宅の植え込みで見つけた、小さな「童話の世界」です。
数センチに満たない白鳥とウサギの人形が、草から顔を出していました。
近寄らないと見過ごしそうですが、こんな小さな景色でもコロナでイライラした
気持ちをホットさせてくれます。
先日、絵本「はらぺこあおむし」の作家リック・カールさんが亡くなりました。
1969年に誕生してから日本をはじめ、世界で4800万部のロングヒットを続けて
いる有名な絵本なのは知っていましたが、b-gはこの絵本を見ていないのです。
いまの子は色々な絵本が街に溢れて幸せですね。b-gの子供の頃は世界の童話や
昔話を描いた「講談社の絵本」が主流でしたが、近所のIさんに全巻揃っていたのを
お宅にお邪魔しては、見たのを覚えています。
この花は「セージ」という名です。近づいてカメラにで見たら、あたかも並んだ
2羽の鳥のようで面白く、すぐショットしました。
再々紫陽花
今が真っ盛りの紫陽花、散歩の度にスマホで撮った紫陽花の写真が一杯です。
これをボツにするには忍びないので、またまた紫陽花を載せます。
一部分をアップしてみました。すごいでしょ。
5月31日までの緊急事態宣言が、昨日の6月1日から20日まで延長されました。
今日の東京の感染者は487人、多かった大阪では213人と減少傾向にあるけれど、
沖縄は297人、北海道で317人と依然多い人数だし、感染力の強い英国変異種や
インド変異種が出始めたのも気になります。
盛り場の人の流れは減らず、むしろ増えている傾向なので、今月末にどうなって
いるか。7月23日に始まるオリンピック、あと50日しかありません。代々木公園に
オリンピック中にバブリックビューイングというライブサテライト会場を作るため、
木を何本も伐採してしまいました。
小池知事はサテライトを中止して、警察や消防関係者のワクチン接種会場に転用
すると言いましたが、昭和医大の二木先生は「注射だけならすぐ終わってしまい、
その施設をバブリックビューイングにすぐ使おうとする感じがする」と言います。
方々で予選会が開かれ、オーストラリアからは女子野球選手がやって来ました。
テレビではあまり出ませんが聖火リレーは進んでいるし、観客入れないのか半数か、
そもそも五輪をやるのかやらないのか、今月末までじっと様子見なのでしょうか。
アカンサス
グリーンコートで珍しい「アカンサス」の花を見つけました。b-gの卒業した大学の
アイデンティティが「アカンサス」で、懐かしい思いで写真を何枚も撮りました。
アカンサスはギリシャの国花になるくらい、古代ギリシャ以来、建築物や内装など
のモチーフになりました。特にギリシャ建築の柱頭にアカンサスを意匠化したのが
有名ですね。現代でも家具や絨毯などにもアカンサスがモチーフになっています。
日本でも明治以来の建築物に使われています。
ついでながら、東京藝術大学は「芸術大学」ではなく「藝術大学」が正式ですが
今は「芸術劇場」「芸術新潮」などと「芸術」が普通に使われています。しかし芸で
は本来の意味の「藝」ではないようです。
「藝」は修練して身に付けた技/技術/学問の意味と、草木を植える/種子を蒔く/
栽培する意味を持つ漢字で、藝術・藝能・工藝・文藝とか園藝など使われます。
「芸」は藝の異体字です。戦後の昭和21年に、GHQの指摘で識字率を上げるために
当用漢字が生まれた時に、色々な漢字と一緒に「芸」となりました。しかし「芸」の
本来の意味は「草を刈り取ること」で、読みも「ゲイ」ではなく「ウン」なのです。
東京藝術大学と書くのが正式なのに、シンボルマークが「芸」になっているのは
如何なものかと、今更ながら思いました。